久々の投稿「第13回 隠岐の島ウルトラマラソン」 | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

久々の投稿「第13回 隠岐の島ウルトラマラソン」

久々の投稿です。

最近、ほとんどFacebookばかりで、ブログ投稿をすることがなくなってしまいましたが、やはり長い記事や自分の主おいでや記録を残すのは、ブログのほうが良いかもしれません。

面倒なので、スマホから投稿しようとしたら、アメブロのIDもパスワードも忘れていて焦りましたが、なんとかMacbookには記録が残っていてラッキー。

さて、前置きはこおくらいとして。

 

「第13回隠岐の島ウルトラマラソン」は、自分にとっては、11回めの隠岐の島、そして10回めの完走狙いということでした。一週遅れの今日、北海道道東で開催されている「サロマ湖ウルトラマラソン」だったら、まさにサロマンブルーということでしょう。でも、公認のコースでもないので、そんな価値?があるわけではないかもしれませんが、それでも、やっぱり10回完走したってことは飽きっぽい自分が、よく続いたものだと深く関心してしまいます。

 

まずは、今までの記録一覧(Facebookにも記録しておりますが)

 

第3回 12:05:45 51/172
第4回 11:57:37 51/202
第5回 12:19:50 80/234
第6回 13:48:28 193/271
第7回 04:28:38 183(記録は40km地点リタイア)
第8回 11:04:05 43/267
第9回 11:23:30 54/281
第10回 10:44:03 58/404
第11回 11:17:00 68/345
第12回 12:55:25 152/316
第13回 11:52:05 84/451

 

結局、なかなか10時間を切ることや、10時間台になるのも難しい自分の体力と、このコース。

11時間台で走れればよかったほうかもしれません。

それにしても第三回のときから約3倍の参加者になったことに驚きます。

 

さて、

今回は、春に転倒し顔面骨折したこともあり、練習は不十分。

春から50km以上を走ったのは、3回くらいで仕事も忙しく十分な準備はできませんでしたが、自分の体調を考えてレース時点での体力温存をよく考えて臨みました。

 

ポイントは、早めにエネルギー補給。それもよく力胃に負担の少ないジェル系。

それと、胃を極力揺らさない上下運動を抑えた動き。

そして、上りでは積極的に歩きを入れ下りは抑えめに走ること。

 

この3つを踏まえ、準備したのは、ハニースティンガー5〜6本(前半10km毎に補給)

応援で妻が待っていてくれる3つのポイントでのレッドブル補給と、ジェル補給。

あと、胃薬の適宜投与。

これで、前半はかなり疲れが出ませんでした。

 

前半もアップダウンのあるコースですが、上りでは競歩のような歩きを入れて無理せず上ることで体力消耗も抑えられました。

スタートしてから5時間ちょうどに、48kmの中間レストに到着し、かなり余裕がありました。

ただ、やはり相変わらず固形物を口に入れるのは難しく、中間レストでもカレーを3口ほどしか食べられず。

 

そして、後半。

コースが一部変わり、後半からいきなりのダラダラ坂もあり気が滅入りましたが、なんとか60km近くまでは走りきり、本格的な後半の上りが続く、60km地点から歩きはじめました。

トンネルと下りでは走り、上りでは歩くことで、なんとかペースも大きく落とさず65kmあたりで、11時半スタートの50kmの部に参加の川内選手に、今年もしっかり抜いてもらいました。(昨年は54kmあたりだった)

 

後半は、大きく3つほどの山がありますが、そういう記憶がしっかりあるので精神的には楽でした。

かなり暑くもなりましたが、時おり心地いい風も吹き、さらに基本的にフラットなトンネルではひんやりとしていて走る元気もありました。

 

3つ目の山もようやく終えると、ほぼ完走を確信できる中里のバス停のエイド。

ここで、いつも妻がお世話になっている地元の方々に挨拶をして、そして最後のレッドブルを投入しのこり約20km。

ただ、ここからが精神的につらいダラダラの農道を抜け、そして暑い海岸線。

 

ただ、80km過ぎにオロナミンC をおいてくれる私設エイドがあり元気をもらいました。

また、のこり15km過ぎでも、レッドブルもおいてありここでもさらにパワーをいただきました。

そして、のこり10kmのエイドで、応援のお手紙をいただいた小学生の女の子に会うことができました。

エイドボランティアしていたお父さんとお子さんが見つけてくれて一緒に写真も取りました。

こんな元気を貰えると残り10kmなんて、楽々・・・というわけには行かず、今年もやっぱり飛行場の坂道は歩きました。

 

そして、のこり2kmの赤い橋からはずっと残りの力を振り絞り走り切り、最後のトンネル、最後の坂道をのぼり、妻と手をつなぎ、元気なMCの応援メッセージをもらいながらのゴール!

 

今年も最高の隠岐の島でした。

 

やっと、10回。

 

来年も、きっとエントリーして走るでしょう。

 

いつの間にか、走り出して初めてのウルトラマラソンが、自分のライフワークみたいになってしまいました。

 

隠岐の島のコースは辛いけれども、でも、美しい自然がいっぱいで、おまけにサポートや応援が素晴らしく、どうも麻薬のようなものがあるようです。

 

最後に、忘れないように。

シューズは1サイズ大きめを。今年も黒爪6本、やりました。